雑記〜SF編〜(2025/3/24)
- 凜 志水
- 3月24日
- 読了時間: 3分
花粉、凄まじいですね。
家の中にいるのに、目の中がチリチリとしてきますし、鼻も詰まります。
『はたらく細胞』のアニメを見てからというものの、くしゃみとロケット発射がどうしてもリンクしてしまい、近頃自分のくしゃみが幾分力強くなった気がしています。
昨日、いまさら『TENET』という映画を観て、えー、何じゃこれ〜、となりました。
「特別で新しい設定がなんか凄いことはわかるが、その背景にある通常のストーリーの流れが全然わからん」というのはSFあるある(ですよね?)。細かいところを気にしていては始まらないとわかりつつも、最後の戦争シーンで何と戦ってるのかが謎だったし、おまけに出所が不明なキャラクターもたくさん出てきて頭パニックのまま150分が過ぎてしまった...。もちろん映像の綺麗さとか、飛行機がビルに突っ込んだり車の挟み撃ち作戦のリアル感に対して、莫大なお金がかかっていてスゲェ〜と感心もしましたよ。資本の凄みによる圧倒。時間の逆行というアイデアについては、その仕組みをちゃんと考えたいと意気込みつつも頭痛がしてきたので一旦やめました。詳しい方いたら易しく教えてください。
そうはいってもSF自体が嫌いというわけではなくて。
『攻殻機動隊』とか『スターウォーズ』シリーズはとても好きです。『TENET』とは逆で、特別で新しい技術設定については細かい謎が残る一方、ストーリーのラインや物語で伝えたいことは明確だから。こうして考えてみると、自分はやはり人間の描写が一番面白いと思っている(それでいえば『TENET』に出てくるキャットという人物の描写は全然よくなかった。作戦と並行してある人間の情緒的な部分を彼女に担わせているんだろうけど、それが旦那への恨み一点張りというのが心理描写として雑すぎ&女性キャラのテンプレ使用だな、と感じて萎え)。
他方、エヴァみたいな盛り盛りヒステリック描写は少し苦手なのですがね...ちょっとコワイ...。シンジって直前まで酷く嘆いてるのに急に「僕はできる!」ってなったりして情緒ジェットコースターじゃないですか。情緒のジェットコースターは私自身も何度も体験したことがあるのでわかるんですが、大抵はPMSとかホルモンバランスに起因していて、それをわかった上で対処すればなんとかなる。でもそれ以外の急激な情緒不安定はよくわからん。あれは一体なんなのか?思春期のホルモンバランス乱れっていうのもあるのかしら。確か『DUNE 砂の惑星』の主人公もシンジ・ヒス起こしてましたよね。これも詳しい方がいたら教えてください。
書きながら全く別のことを思い出しましたが、最近は人の気持ちをもっと考えるようにしないとなーと思っています。基本、人様の感情や気持ちはわかりえない派なので、寄り添ったり話を聞くことはできても、相手の気持ちはこうであると自分の中で結論づけることは避けてきました。実際完全に分かることはないと思うんですけども、相手はきっとこう思っているということをこちらである程度予想して考えて、それに沿った対処や対応をしていくことが大切なんじゃないかという話を聞いて、なるほどなーと。自分の生き方の指針としてどこまで採用できるかはまだわからないけれど、そういう踏み込んだ気持ちの読み合いこそ「思いやり」だと考える人もいて、それはなかなか勉強になると思いました。
コメント