今月観た映画(2024/7): 後編
- 凜 志水
- 2024年9月19日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年9月24日
前編に引き続いて後編いくでよろしく。
9. 『ハッピー・オールド・イヤー』
U-NEXTにて鑑賞。たしかこれもポパイ特集からピックアップ。
タイのお片付け映画。
断捨離をしていく中で自分の人間関係を振り返っていくというストーリーで、物を捨てることが好きな私(ちょっと語弊あるな、でも捨てられない人の気持ちはあまりわからない)からすると、若干苦味が残る。
劇中に、モノとの関係は捨てれば終わりだけど人間関係はそうはいかない、みたいなセリフがあって、いやそうですよねぇ、という。
SNSや連絡先ブロックすればつながりを「絶てた」と思ってしまいがちですけど、人間関係がそんなに簡単ならこんなにたくさんの映画や小説が生じてくるはずがない。
関わってしまった以上、自分が相手にどうしようもなく影響してしまうこと、そのまた逆も然りで、そういう「責任」をちゃんと背負っていかなくちゃいけないんだな、と自戒。
音楽に超絶チープなトランペットのソフトウェア音源が何度も使われていて、気が抜けてしまうシーンもいくつかあった。わざとなのだろうか...
10. 『アメリカの影』
U-NEXT。
濱口竜介と石橋英子が海外でインタビューを受けていた時に、二人に共通している映画作品は何かと聞かれていて、そこにカサヴェテスの名前が上がっていたのでチェック。
音楽はジャズ一本で、それがこの映画のテーマであるマンハッタンという街の雰囲気と重なる。
アップテンポでもあるし、情熱的であるんだけども、同時にかなり閉塞している感じ。
こういう街の閉塞性と人種差別の問題は通ずるところがあるんじゃないかと思ったりした。
演奏が映画用に準備されたものとはいえ、とてもギグが自然な感じだなと思っていたら、ミンガスが作っていたと後で知って、なるほど腑に落ちました。
11. 『化け猫あんずちゃん』
たまたま無料チケットがもらえたので、映画館で鑑賞。
原作の漫画は読んでなかったので完全に事前知識ゼロで挑みました。
キャラクターの動きが普通のアニメと違う気がして、モーションキャプチャーかな?と思っていたけど違うみたい。
調べてみたら、実際に役者さんに演技をしてもらって、その映像から絵コンテを作る手法らしい。ほえー。
ストーリー全体としてはあんまりピンとくるものはなくて、ただあんずちゃん(主人公の化け猫)がシンプルに良い奴だった。
笑った顔がにゃんちゅうみたいで可愛い。もふみがある。
12. 『Trainspotting』
U-NEXTにて。
これはポパイ特集でチェックしていて、さらに永野チャンネルの映画音楽の回でおすすめされていたので観てみた。
この感想は前々回のブログに書いている!!
...てな感じで今月みた映画紹介でした。
8月もいっぱいみるぞーーー
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