脱出
- 凜 志水
- 2024年10月6日
- 読了時間: 2分
ここ2週間ほど、まあまあのメンタル不調をきたしていた。
PMSの時は1,2回ほど泣けばすっきりするが、今回は3日間以上涙が止まらないときも。
どうしちゃったんだよ、自分...という状態だったのだけれど、なんとか脱出に成功。
結論を言えばストレスということなんだけれども、誰かからパワハラされたとかそういうことではないので原因に気づくのに時間がかかった。
もちろんストレスっていろんな要因がちまちまと蓄積されてくから原因が複数あるのは当然として、一番根本にあったのは「自分のやりたいこと」と「やらなくてはいけないこと」の区別ができなくなっていたことだと思う。
私は周囲からみても自分からしても、現状、自分のやりたいことをやらせてもらえる環境にいる。人間関係にも恵まれているし、研究以外にも音楽やこういう執筆など、普段好きなことばかりやっている。他人から羨まれてもおかしくない。
それゆえに、「自分は好きなことをやっているんだから、怠けてはいけない」というプレッシャーを自分に対してかけすぎてしまったのかも。
会社員と違って、自分でスケジュールを作るのが多くの大学院生の日常なのだが、
ほとんどのことを自分で決めるあまり、自分の本来のペースが逆にわからなくなってしまうこともある。会社で決められたスケジュールだと、「会社め、自分はもっと休みたいのに」と思ったりして、外部(会社) vs 自分の本心という二項対立になる(?)んだけれども、全部を自分で決めると、「自分で決めたから当然こなせるはずだ」「これが自分のペースだ」というふうに、完璧な成功ビジョンだけを描いてしまう。
実は全然楽しいと思っていないことでも、「自分で決めたことだから」という生真面目さが勝ってしまった結果、全てが義務化してくる。
カントなら大喜びだろうが、私はそんなに優れた人間ではないので、だんだんと息が詰まってくる。自分が辛い状態だと、他人に目が向きがちで、誰かを羨んだり、相手に対して不満を募らせていってしまう。
この悪循環になんとか気づくことができたのは大きかった。
好きなことをやっていたらストレスがかからないということはなくて、ストレスなく好きなことを続けるための工夫や、自分にしっかりと問いかける時間は必要なのだと再確認したのでした。
私の今の目標は、とにかく肩の力を抜くこと。
ゆるゆ〜ん、といきましょう。ね!
コメント